サッカーの見方がわからないおっさんがスタッツを見る
ここ10数年グルージャを中心にサッカーを見続けてきましたが、わたくし、サッカーの見方がわかりません。
サッカーを見る目というのは漫然と観ていても身につくものではないんだな…というのを日々痛感しています。未だに、点が入れば嬉しい、点が取られれば悲しい、のレベルです。
そんなときにTwitterで目にとまったのがこちら。
JSTATsってJ3でもデータ取ってるんですね。中継に出てこないだけで。
今回は、なんとかこのデータを眺めてみようというお話です。
パス数が少ない?
「パスソナー・パスネットワーク」の図を一目見てわかるのはグルージャさんの線の薄さ。じゃあということで「基本スタッツ」のパス成功数を観ると宮崎の半分くらいしかパスを通してない。念のため同節の他のゲームと見比べてみましたが、やっぱり全チーム中一番のパスの少なさのようです。
これはどういうことなんだろう。試合を振り返ってみると、攻撃のパターンとしては
- 前にボールを蹴って収まるのを狙う
- 前からボールを奪ってそのまま攻撃に転じる
が目立ったようには思います。後ろからパスを繋いで繋いで前に進む形の攻撃はほとんどやってないってことなんでしょうね。
危ないところには入られていない?
「エリア間パス図」を見ると、宮崎が割とまんべんなくボールを回しているのに対して、グルージャは一定のルートでしかパスを回していないように見受けられます。これがいいことなのか悪いことなのかというと、悪いことのような気はしますね。ワンパターンというか。ただ、試合当時のTwitterを見ていたときに「宮崎の左サイドが緩い」みたいなのを見かけた気もするのでそこを執拗に狙っていただけなのかもしれませんけども。
宮崎の方の線はほとんどゴール付近にはありませんから、ここはグルージャが侵入を防げていたということになるんでしょうかね。決定的にヤバいシーンはいくつかあった気がしますが…。
ヒートマップ
各選手が試合中どの辺にいたかということでいいんでしょうかね。
中村が左サイドをまんべんなく移動してますね。たださっきの図を見ると左サイドにはあんまりパスが通ってないので…どういうことなんだろう。うん。よくわかりません。
落ちもまとめもなく終わる
何かわかったような、わからなかったような感じですけれども。試合を見直しながら見ていくとまたなにかわかるのかもしれません。
サッカーの見方がわからないでスタッツを見るとこんな感じというお話でした。