記事を見た感じでは、あちらの方は年末来のゴタゴタについて、チームの運営手法をただすべく行動を起こしたという位置づけのようなのですが、実際のところ総会の場で最も揉めていたのは「運営に誰が携わるかを巡る対立」でした。最後の総会は運営の手法を問う場というよりも「両勢力の信任投票」となり、運営についての話題は二の次とされてしまいました。
自分たちの最も言いたい部分を封じられるような展開となってしまい、あちら側の面々がよほど無念であったろうことは想像に難くありませんし、それであれば自らの信じる道を自分たちで進んでいこうという考えも納得できます。
…と、ここまでは向こうの理屈。
先日の総会では、運営に関しては「NPO法人のままでは立ちゆかなくなるだろう」という考えを持ちながら、選手会側の支持に回った方も少なくないようです。それは結局のところ、昨年末から向こうがとった一連の「行動」に対して、運営手法云々を置いておいても阻止したい何かアレなものを感じた、ということだと思うんですけどね。
会見の様子だと、そういう点について果たして自覚しているのかいないのか。